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金曜の晩、仕事帰りに、あるボランティア活動の手伝いに行ってきた。

[渋谷給食活動]

渋谷区で野宿生活をしてる人たちに、おにぎりやゆでたまごを差し入れする活動。

同様な活動グループは都内にたくさんあるらしい。

今日は欠席者が多かったらしく、参加者は僕を含めてたった5人
おにぎりを200個くらい作って、使い捨てカイロや靴下を一人分ずつ小分けにして、渋谷に出動した。

段ボールの中に寝ている70人くらいのおじさんたちに、一人ずつ渡していった。

色んな人がいた。

その活動は、とても小さなことで、どれくらいおじさんたちの役に立っているのかは分からない。
もっと自立を支援するための活動をしないと意味がないとか、色んな意見があるだろう。

ただ、今まで全く関わりのなかった、野宿生活のおじさんたちと、言葉を交わすことができたこと、その生活を目の当たりにしたこと、それは僕にとって得るものはあったと思う。

毎日、大企業のリストラのニュースが新聞やテレビで大きく報じられている。

今後ますます、野宿での生活を強いられる人は増えるだろう。

そんな世の中で、僕がやらなきゃいけないことは何なんだろう?
そんなことを真剣に考えさせられた夜だった。