KANTAN コード(数字)を見ながらインスタコードを弾く方法

こちらの動画で数字を見ながら演奏する方法を説明しています。

こんなときは?

演奏が難しい

指を3本使う、~が多い

キーが間違っている可能性が高いです。曲の途中でキーが変わることを「転調」と言います。
Aメロ、Bメロ、サビなどのブロックごとに転調している場合や、曲の最後の繰り返しを盛り上げるために半音上げる転調をしている場合などがあり、転調している部分をインスタコードで弾こうとすると演奏が難しくなります。

Key から弾きやすいキーを探してみましょう。スマートフォン用アプリ コード譜ライターを使うと正しいキーを判定できます。
転調のキーが分かったら、途中で「♯」「♭」ボタンを使って正しいキーに合わせて弾いてみましょう。

なお、コード譜サイトの1つ ChordWiki では転調に対応している曲もあります。ChordWiki は一般のユーザーが採譜したコード譜を投稿できる共有サイトですが、一部の曲では、途中で変わるキーの情報も確認できます。

dim, m7-5 が押しにくい

dim と m7-5 は構成音が似ているので置き換えても違和感がない場合もあります。

augが押しにくい

aug(オーギュメント)は異なるルートでも構成音が同じ場合があります。

1aug ≒ 3aug ≒ 5#aug
1#aug ≒ 4aug ≒ 6aug
2aug ≒ 4#aug ≒ 6#aug
2#aug ≒ 5aug ≒ 7aug

音に違和感がある

音に違和感がある場合はまず、Mode から Lv.3(省略なし)を選択して、正しいコードを表示しましょう。

5/4 とか 5on4 など

2つの数字が表示されるコードはオンコードといいます。左側のコードを弾きつつ、ベース音は右側の音を弾くという場合に使われます。
インスタコードはオンコードに対応していないので、基本的には左の数字を弾いて下さい。もし違和感があれば右側の数字を弾くとしっくりする場合もあるかも知れません。

sus4に違和感

インスタコードは現状ではsus4のボタンに7sus4が割り当てられているため、違和感を感じる場合があります。

原曲のギターと音が違う

ギターは弾ける音に制限のある楽器なので、弾きやすくて響きの良いキーと、そうでないキーがあります。(ピアノはキーごとの響きの違いはほとんどありません)

ギターで弾きやすいキー
GCDAE

弾きにくいキーを演奏する場合、ギターではカポタスト(カポ)を使います。
例えばキーがAbの場合、1フレット目にカポを入れると、ギター全体のキーを1つ上がるので、Gの指使いで弾くことができます。
インスタコードにもカポ機能があるので、響きに違和感がある時は、上記の弾きやすいキー+カポで弾いてみて下さい。

コードが違う

コード譜サイトはどれも専門家が耳で聴いて採譜しています。複数の音が重なり合うバンドサウンドをコードに起こす作業は、採譜者のクセも出ますし、専門家でも間違うことがあります。

また、原曲は複数の楽器が重なり合っているのに、それを1台のインスタコードで再現するには限界があります。

コード譜にとらわれず、気持ちのいい音をご自身で見つけてみましょう。

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